カヤネズミは「カヤ原(オギやススキなどの草むら)」に生息している、世界最小クラスのネズミです。

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http://kayanet-japan.com/

『カヤネズミ』は、河川敷のカヤや、オギ、ススキなどのカヤ原に暮らす世界最小クラスのネズミです。
体長5~6センチ、体重6~8グラム程度でヒトの親指ほどの大きさです。
カヤ等を集めて握りこぶし大の球巣を地上1~2メ-トルほどの所に作り、生活・繁殖するという珍しい生態を持っています。
鳥が外から素材を持ち込んで巣をかけるのに対し、カヤネズミはその場にある生きた葉を割いて巣を編み作ります。
主食は、エノコログサの種子や小型のバッタで、農作物を荒らすことはありません。
しかし近年、河川の修理や河川敷の公園利用、原野の開発などの原因で、カヤやオギ・ススキ等が減少するなどし、カヤネズミはすみかを失っています。
各都道府県のデッドデ-タブックでは、絶滅危惧種や要注意種・希少種に指定されるようになってきています。

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